「旅がしたい」「でもお金もかかるし…」そんな風に感じたことはありませんか?
最近、そんな悩みを解決する新しい旅のスタイルが注目を集めています。
その名も 「おてつたび」。地方の仕事を“手伝う”ことで“旅”ができる、一石二鳥の仕組みです。
この記事では、「おてつたび」の概要から実際の体験談、気になるお金のことまで、読者の疑問をまるっと解消します。
おてつたびってどんなサービス?

「おてつたび」は、短期の地域仕事(お手伝い)と旅を組み合わせたマッチングサービスです。
たとえば、農家の収穫作業や宿の清掃、観光地での接客など、“その地域ならでは”の仕事を数日〜数週間手伝うことで、滞在費や旅費を抑えつつ旅ができるという仕組み。
運営は、株式会社おてつたび(代表:永岡里菜さん)。2018年の創業以降、全国の地方と都市部の人をつなぐ手段として注目を集めています。
おてつたびの利用している年齢層は?

当初「おてつたび」は若い人向けのサービスとして認知されていましたが、2023年の発表では10代後半〜60代以上まで、幅広い年代の方が利用していることが分かりました。

実際、最近では「シニアおてつたび」という言葉も登場し、60歳以上の方が農業や宿泊業を支える重要な担い手にもなっています。年齢を気にせず参加できるのも、このサービスの魅力の一つです。
どうやって利用するの?参加までの流れ
①公式サイトまたはアプリに登録(無料)
②自分の興味がある募集を検索
③応募 → オンライン面談(必要に応じて)
④マッチング後、現地へ出発
基本的には交通費と報酬(または宿泊費無料など)がセットになっている案件が多く、学生やフリーランス、退職後のシニア層など、幅広い年代で参加する人が増えています。
気になる「報酬」と「旅費」、実際どれくらい?
おてつたびの報酬は案件によってさまざま。目安としては以下の通りです。
- 報酬:時給900円〜1,200円程度
- 交通費:全額 or 一部支給が多い
- 宿泊費:無料(住み込み)の案件がほとんど
- その他:仕事以外の自由時間があることが多い
たとえば、3日間の農作業を手伝い、1日6時間働いた場合、
→ 時給1,000円 × 6時間 × 3日 = 18,000円
交通費も出れば、ほとんど自己負担ゼロで旅が可能です。
実際に行った人の声は?
体験者の声から、おてつたびの魅力がよりリアルに伝わってきます。
- 大学生(21歳・東京)
「観光地じゃない“本当の地方”を知れた。農家のおじいちゃんに野菜ももらって、すごく温かかったです。」 - フリーター(25歳・福岡)
「給料目的より“面白そう”で行ってみたけど、思った以上に人との出会いが刺激的だった。」 - 定年退職後の男性(65歳・神奈川)
「何か社会とつながっていたくて参加。若い人たちとの交流も楽しかったし、地元の人から感謝されて心が温まった。」
年齢やライフステージに関係なく、多様な人が自分のペースで参加しているのがわかります。
公式サイトでの体験談はこちら
おてつたびの注意点や事前チェック
- 体力的にきつい仕事もある
農作業や早朝仕事など体力的に負担がかかると感じる仕事も含まれている場合があります。 - 宿泊環境が簡素な場合もある
宿泊施設での仕事の場合ホテルではなく、寮や空き家を利用することもあります。 - 人間関係が重要
出来上がった職場に飛び込むことになるので人間関係の構築が重要です。
積極的にコミュニケーションできると◎
公式サイトや口コミをよくチェックして、自分に合った案件を選ぶことが成功のカギです。
まとめ:おてつたびは“人生の選択肢”を広げるかも
「旅×仕事」というとハードルが高く感じるかもしれませんが、おてつたびは意外と気軽に参加できるのが魅力。
今の生活にちょっとモヤモヤしている人、何か新しい一歩を踏み出したい人にはぴったりの体験です。
一度、いつもの日常から離れて、見たことのない地域で“誰かの役に立つ旅”をしてみませんか?
もしかしたら、人生を変える出会いがあるかもしれません。
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